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- 私達のおもいを込めた3分間の動画を是非ご覧下さい。
なぜ点字を自由帳に?
視覚障がい者の使う触って読む文字である点字のフレーズを一般の小学生が使う自由帳に取り入れることで、子供教育に”触読”という学習文化を作り出します。
実際に多くの小学生に試してもらったところ「もっとやりたい」「ページ数が全然足りない」など子供の興味や関心が途絶える事がなく非常に驚きました。小学生の笑顔を見てしまったら作らない訳にはいかないと決心いたしました!!
点字とはたった6点から構成され作り上げられた言葉のシステムです。触って言葉の意味を考えることで学習に興味を持ち多様性について考える機会にしていただきたいです。
表紙裏には点字の50音表が付属しています。見比べながら答えを探すことができるので、クイズ感覚で学習に興味を持ち楽しく解くことができます。
点字のフレーズはしりとりになっている8フレーズを掲載しています。もし解けなくても次のページに答えがあるため確認しながら点字の学習ができます。
“スノーボード、ドレスアップ、プログラミング、グローバル、ルイ・ブライユ、ユニバーサルデザイン、おとうさんおかあさん、いつもありがとう”
「ダイバーシティってなに?」
是非お子様とご一緒に家族でフレーズの意味を考えながらページをめくって下さい。子供の”知りたい”という意欲を育てることができる多様性に富んだフレーズをご用意いたしました。
点字に加えエンボス加工を施した触知図も掲載しています。触知図とは視覚障がい者でも建物内外の位置関係や全体像を知ることができる図のことで、新たなコミュニケーション手段としても注目されているものです。
点字と触知図を高いクオリティで作成できる会社は非常に限られていて世界にたった一社しかありません。
お子様とご一緒にご家族でダイバーシティについて話し合うことで他者に対する想像力を育むことができます。人のことを考える力を養うことはお子様の将来の可能性を大きく広げることに繋がります。
表紙や蝕知図のデザインは視覚障がい者の母を持つ駆け出しのアーティスト”うめぼひ”です。
視覚障がい者に対するネガティブなイメージを変えることのできるかわいいイラストです。
今まで点字は視覚障がい者だけが使うものでした。視覚障がい者は全国に約31万人しかいないためその市場規模は小さいものでした。その点字を少数派の視覚障がい者だけでなく、大多数の一般人にも覚えてもらうことで、視覚障がい者の仕事を増やすことにも繋がります。
このようなダイバーシティな点字の自由帳が当たり前になる日が来れば、人種や障がいの有無を超えて、すべての人が同じように参加できる社会を作ることが可能になると私たちは考えています。
そんな社会を実現するためにこのプロジェクトを立ち上げました。
目標金額は1,000万
5/25(火)まで❣️
↓プロジェクトのURL
https://campfire.jp/projects/view/375455
ご支援の程宜しくお願い致します🙇
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小学生達に点字の自由帳を試して貰いました📕
最後に作製秘話
最後までご覧頂き有り難うございました。クラウドファンディングをやった事がないので挑戦してみたいなと思い、点字の入ったノートを作ろうと思ったら一冊作るのに約36万円する事が判明いたしました(涙)それでも躊躇なく作ってしまったのですが、考えてみたらこれをいったい誰が何に使うんだろうと困り果ててしまったのですが、ヒラメキました!
「わかった!点字を一般の小学生の学習に使ってみてはどうだろう!」
そう言えば私、全然勉強が出来ませんでした。
いつも宿題は親にやってもらっていたし、勉強しろ!宿題をしろ!と言われ続けた人生でした。
家庭教師が3人来ていたにもかかわらず、テストではほぼ5点より良い点数を取った事がないのです(涙)
時々10点以上をとったときはパーティーでした!
更に塾にも通っていましたが、成績が上がらず退塾させられました。
挙げ句の果てになんとか入った高校も留年した上、単位が取れず中退し、親との関係は極限まで悪くなりました。
でもそれは勉強が出来ない子供が悪い訳ではなく、勉強がつまらないからいけないのだという信念は決して変わりません。
両親が苦悩の中で亡くなった今、私はついに勉強から解放されましたが、今は親の気持ちが少しわかる気がします。
勉強さえ興味を持って楽しく出来たら、親を悲しませる事も無かったかもしれない!
そこで私はこの点字の自由帳を多くの小学生に試してもらいました!
すると子供たちは驚く事に、もの凄い興味を持ち点字の謎を解く事が本当に楽しそうでした。
親がヒントを出そうとすると「言わないで!」と静止しながらも解き続けている姿はとても微笑ましいものでした。子供は凹凸のある触れる物に大変興味を示します。
この視覚障がい者の使う触って読む言葉のシステム、”点字”を使い学習の中に”触読”と言う一つの文化を作ることで、視覚障がい者に対する理解や仕事を増やす事にも繋がり、更には社会から必要とされる様になると気がつきました。
よく「誰も置き去りにしない社会」とおっしゃる方々がいますが、私たちはそのための具体的な一手を打ち出します。
このダイバーシティな自由帳を完成させ、点字が一般の社会に普及することにより、点字の校正のお仕事が増えれば、視覚障がい者の方々が気軽にアルバイト出来る日も来ると思います。
しかし点字のノートを子供たちに届けるには一千万円集める必要があります。
誰にとっても「いつ見えなくなっても怖くない世界」を一緒に作りましょう。
一般社団法人日本視覚障がい者美容協会
代表理事 佐藤優子