NO.5

作品への想い

教材らしい堅さを感じさせず、前向きになれるデザインを目指し、イラストだけでなく文字情報にも 
手描き表現を積極的に取り入れています。漫画風のイラストで複雑な内容を分かりやすくし、キャ ラクター同士のチャット画面のような構成にすることで、特に若い世代が気軽に手に取れるよう工 夫しました。

見た目の解説

表面
三つ折り右端表紙:用紙一番上のタイトルに横書きで「言葉のかけ橋はあたながもっている。」言葉の架け橋が黄色の太字でレンガ色の縁取り、それ以外の文字がレンガ色、用紙の両サイドに漫画風のとても細かいイラストで、二人の人物が描かれている。左側には、髪が長く目を閉じて穏やかな表情の女子、ふわっとしたブラウスのような服に、ストライプ柄のカジュアルな布製バッグを斜め掛けして、盲導犬を連れて左手で盲導犬のハーネスを持っていて、人物も盲導犬も体の左側半分が描かれている。右側には、髪を後ろの低い位置でお団子に束ねて、前髪の両サイドは顎の位置まで垂らしていて、ニコッとした表情で左側の人物に目線を向けている女子、トップスはダボっとしたシルエットのざっくりニット、袖に色がついている、ボトムスはストライプの短パン。こちらの人物も右半分が描かれている。二人の間に小さい縦書きの文字で「私にはなにができる?」書かれている。用紙の両サイドを人物が占めているイメージ、二人の後ろに大きな白抜きの楕円形が描かれていて、二人が何かの入り口のような場所に立っているイメージ。漫画風のイラストなので、色の無い白黒の世界観だが、白黒ではなく白レンガ色の温かみのある色の組み合わせになっている。

三つ折り真ん中:ベースは優しいレモンイエロー。真ん中に漫画風のイラストで、うたた寝をしている盲導犬がレンガ色の線で、縦に3頭描かれている。

三つ折り左端:ベースは優しいパステル黄緑、用紙は濃いグリーンで縁取られている、一番上のタイトルに「なぜリーフレットがひつようなの?」くすんだ水色の太字で、レンガ色で縁取られている。文字の下が白に近い薄いグリーンの塗りつぶしの横長の楕円形。
理由1、2がレンガ色の線でぐるぐるっと印が付いている。理由1の解説は白に近い薄いグリーンの塗りつぶしの四角に、濃いグリーンで書かれている。理由2の解説は、同じく白に近い薄いグリーンの塗りつぶしの四角の中に赤い文字で書かれている。

裏面
三つ折り右端:ベースは白、用紙の縁を明るい黄緑色で縁取り、一番上にくすんだ緑の塗りつぶし横長の楕円形の上に白い太字レンガ色の線で縁取りの「白杖ユーザー」の文字。
その下に白杖ユーザー編の会話文が、子供が描いたような男性の顔のイラストから出る、吹き出しで続く。左側のイラストと吹き出しがくすんだ紫系の青、右側イラストと吹き出しがくすんだアプリコットオレンジ。用紙の下三分の一に、くすんだ黄色の塗りつぶしの横長の楕円形に「ポイント」両サイドに犬の足跡が描かれている。その下に、薄いくすんだグリーンの塗りつぶしの四角の中に鮮やかなピンクでポイントの解説。

三つ折り真ん中:ベースは薄いピンク、盲導犬ユーザー編の会話文の後半半分が、表紙の漫画風キャラクターの顔のイラストから出る、吹き出しで続く。左側のイラストと吹き出しがくすんだ水色、右側イラストと吹き出しがくすんだ緑。吹き出しの中が用紙の縁取りと同じ黄緑で塗りつぶし。用紙の下三分の二に、表紙に登場している漫画風のイラストの二人が楽しそうに会話しているシーン。盲導犬も目を輝かせている。イラストは青み系ピンクで描かれている。

三つ折り左端:ベースは白、用紙の縁を明るい黄緑色で縁取り、一番上にくすんだピンクの塗りつぶし横長の楕円形の上に白い太字レンガ色の線で縁取りの「盲導犬ユーザー」の文字。
その下に盲導犬ユーザー編の会話文の前半半分が、表紙の漫画風キャラクターの顔のイラストから出る、吹き出しで続く。左側のイラストと吹き出しがくすんだ水色、右側イラストと吹き出しがくすんだ緑。
用紙のほぼ真ん中に、表紙の漫画風キャラクターの挿絵、案内しているところなのか、髪を束ねた女子が、後ろにいる盲導犬女子の存在を意識している様子。用紙の下三分の一に、くすんだ黄色の塗りつぶしの横長の楕円形に「ポイント」両サイドに犬の足跡が描かれている。その下に、薄いくすんだピンクの塗りつぶしの四角の中に鮮やかなピンクでポイントの解説。
by JBB 佐藤

JBB佐藤の感想

とても凝っている本格的な漫画風のイラストで、声を掛けられた時の感情や表情や息遣いも伝わってきそうな、贅沢すぎるデザイン。この表紙のイラストを見るだけで、中身にしっかりしたストーリーがあるのが想像できる。これを持って帰ったら、得るものがありそうな重厚感がある。それだけ表紙は重要。また、このイラストもとても凝っているのにリアルすぎず、なんとなく版画のようなレトロな感じが、広い世代にとても親しみやすく、素晴らしいと思う。