NO.9
作品への想い
言語を超えたプロジェクトであることを表現するために、キャラクターは日本人と外国人をイメージして描きました。マーカーの透明度とラフさを活かした手描き表現で、親しみやすさを感じさせます。会話部分は、SNSのメッセージのやり取りを連想させ、若者が身近に感じられるデザインを目指しました。
見た目の解説
表面
三つ折り右端表紙:ベースは緑、大小の薄いくすみ緑の丸い模様、右上の角に沿った、幅一センチほどの塗りつぶしのグレーの上下左右を逆にしたエル字の枠の中に、横書きで「見えない世界へ」、縦書きで「言葉の橋をかけよう!」、中央にクレヨンで書いたようなタッチの地球のイラスト、目が二つあり、瞳の部分に赤い×が描かれている。下3分の一に薄い塗りつぶしの薄いグレーの丸の中に、オレンジの文字で「アクセシブルコードとは?」の解説。
三つ折り真ん中:ベースは緑。大小の薄いくすみ緑の丸い模様、上3分の一に「BRING THE LIGHT TO THE ONE WHO NOT HAVE IT」、真ん中に「光を持たない人々に光をもたらを」、下3分の一に「APORTE LA LUMIERE A CEUX QUI NE L'ONT PAS」。
三つ折り左端:ベースは緑、大小の薄いくすみ緑の丸い模様、一番上に塗りつぶしのグレーの枠に黄色い文字の横書きで「なぜリーフレットがひつようなの?」、その下に塗りつぶしの山吹色の2分割した四角の中に、理由1と理由2の解説。理由が黄色の文字の上に緑のマーカー、解説部分の文字が紫色で、大事なワード部分が赤い文字で記載されている。
裏面
三つ折り右端:ベースは緑、大小の薄いくすみ緑の丸い模様、用紙の上半分が白杖ユーザー編の会話文、学生の枠が塗りつぶしの黄土色、白杖の方の枠が塗りつぶしの茶色、用紙の下半分に白抜きの大きな丸の中に、二人の人物、左側に白杖の方を気にかける様子の女子学生、ヘアスタイルは金髪でボブカット、目は優しい水色、薄い黄土色のセーラー服で、襟元に赤いリボン、赤紫のバッグを肩から掛けている、靴は茶色、右側に白杖の男性、濃い黄土色のハンチング帽、白と紫系の青のボーダー柄のトップスに茶色のサスペンダー、ボトムスは茶色のパンツ、足元は黒い靴。目を閉じて右手に白杖を持っている。
三つ折り真ん中:ベースは緑。上半分が塗りつぶしのグレーの四角の中に白杖の方のポイント解説、ポイントが黄色い文字、NG例が赤い文字で記載。右下の角に、白抜きの丸の形の上に白杖の挿絵、その下に黄色い太字で「できること」・赤い太字で「できないこと」、下半分が塗りつぶしのくすみ系紫の四角の中に、盲導犬の方のポイント解説、ポイントが黄色い文字、NG例が赤い文字で記載。右下の角に、白抜きの丸の形の中に盲導犬がお座りしてこちらを向いている挿絵。
三つ折り左端:ベースは緑、大小の薄いくすみ緑の丸い模様、用紙の上半分が盲導犬ユーザー編の会話文、学生の枠が塗りつぶしの鮮やかな濃いネイビー、盲導犬の方の枠が鮮やかな塗りつぶしの濃いショッキングピンク、用紙の下半分に白抜きの大きな丸の中に、二人の人物、左側に目を閉じた盲導犬と歩く女性、ヘアスタイルはオレンジ系の髪色でラフに束ねている。トップスは青紫のスキッパー、バルーン袖でゆったりしたシルエットのニット、ボトムスは薄いくすみ系の水色のゆったりシルエットのハーフパンツ、靴は薄い青、右側に短髪で目が薄い水色、濃いくすみ系の青い学制服を着た男子学生、左方に黄色いボストンバッグを掛けている、靴は茶色、盲導犬の方に話仕掛けようとしている。
by JBB 佐藤
JBB佐藤の感想
濃い緑一色で統一された世界観が、物凄いインパクトのある作品。絶対に日本人が選ばない色味が惜しみなく使われている。昔、知り合いのアメリカ人の子供部屋が、あまりに原色が使われていてびっくりしたことがある。こんな部屋で育つ子供は感性が豊かになるだろうと思った。今回のプロジェクトの目的は全員に伝えることだが、伝えるために一番大事なことは、まずは手に取ってもらうこと、どんなに素晴らしい内容でも、取ってもらえなければ伝えようが無い。取ってもらうという最初のハードルを超えるためには目立つことが重要。間違いなくダントツ目立つ。更にイラストがフランスっぽくておしゃれで、障害者へ接する心理的ハードルを下げると思う。日本人にはない尖った色使い素晴らしいと思う。
ここまで